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(2021年7月21日)

      「離職から十月(とつき)」

 ちょうど、職を離れて十月ほどが経ちます。職を辞したことによる喪失感はさほどなく、成し遂げたという達成感も特にはありません。日々悶々と暮らすわけでもなく、淡々と過ごせているわたくしです。今となっては職場の愛しきあの顔も、憎きあの顔もぼんやりとちょっと気になる程度です。

 それまで理学療法士 PT(Physical Therapist)の仕事をしてきました。最近は、生活の中での学びも考えることも physicalからpsychologicalなことに興味が移ってきています。しかし、ご当地水戸藩が掲げる「文武両道の精神」は忘れません。

 今回はphysicalな「武」の面で『つぶやき』デビューをさせていただきます。職を辞して、まず体がなまるのが心配でした。ロコモもフレイルもいやだ。「走ろう」と決めました。そこは腐ってもPT。いきなりでは運動器系を痛めるので筋トレ体操を自分なりに考案し準備しました。患者さんに指導していたような、重りをつけての筋トレ等しんどい事は自分にはさせません。

 内容は、下肢の運動で少し疲れたら体幹運動へチェンジ。そして上肢の運動へと疲れていないところへ移動させます。各パーツ内でも屈筋をやったら伸筋を。外転やったら内転を。アイソトニックな運動(動的な筋トレ)やったらアイソメトリックな運動(静的な筋トレ)。open kinetic chain(主に座位や臥位での運動)をやったらclosed kinetic chain(主に立位での足腰の運動)に移る。
 と、業界用語で書いちゃいましたが、これらを休みながらテンポの良い音楽に合わせて、またはスローな音楽に合わせて行いました。ちょっとだけ汗をかく程度にです。そんな運動でも効果は実感され体は軽く感じました。家の階段を駆け上がるような軽さでした。

 そしてジョギング開始。準備の甲斐あって関節痛はありませんでした。が、心肺機能はヒーヒーと、結局初心者の走りでした。徐々に走ることを重ねると心肺機能も慣れてきて、苦しさが減り距離も徐々に伸びてきました。すると、筋肉痛や関節痛は走るたびにあちこちに出てくるようになりました。このころには、自作の筋トレ体操もかなりさぼり気味でもありました。痛みとの戦いを制したのは根性ではありません。ランナーのためのトレーナー専門誌を電子書籍で買い、症状に該当する部分を熟読してストレッチなど対策を施しました。徐々に痛みを回避した走りができてきました。

 最近でも近所の農道を週に2回ほど走っていましたが、いよいよ猛暑の季節。しばらくは涼しい日を狙ってたまに走る程度となります(早朝ランニングを行うガッツはありません)。その間は、再び自作筋トレ体操を汗かかない程度にやろうかなと思っています。

 十月(とつき)といえば生命誕生までの期間。我が家ではナスとミニトマトを誕生させています。鼻くそぐらいの株投資は、今は、生成よりも損失。こちらも暑さ同様、もう少し耐える?!
つづく。