【第13回 塙保己一賞大賞受賞! 生駒 芳久医師】【機関誌第6号】     Top


         ■埼玉県ホームページより■

 埼玉県では、平成19年度から塙保己一の精神を受け継ぎ、障害がありながらも顕著な活躍をしている方、障害者のために貢献をしている方・団体に「塙保己一賞」をお贈りしています。

 ◎大 賞
 日本国内に在住し活動する方で、障害がありながらも塙保己一のように不屈の精神力により、社会的に顕著な活躍をしてきた障害のある個人です。


  <表彰式・記念コンサート&トーク>
   日 時:令和元年12月14日(土)
   会 場:本庄市 児玉文化会館 セルディ


 ◆ 塙 保己一(はなわ ほきいち)とは
 埼玉県には、幼くして失明したにもかかわらず、学問の世界に果敢に挑戦し、文化史上未曾有の文献集「群書類従(ぐんしょるいじゅう)」を編集・出版した江戸時代後期に活躍した大学者がいます。世界的な偉人として讃えられるヘレン・ケラーも人生の目標とした本庄市出身の塙保己一です。


 ◆ 生駒 芳久氏 プロフィール 69歳(年齢は平成31年4月1日現在)

 視覚障害(全盲)。
 特定医療法人 旭会 和歌浦病院副院長を務める。精神科医として活躍。また視覚障害をもつ医療従事者の会「ゆいまーる」参与。

 徳島大学卒業後、民間や市役所で電気関係の技術職として働く。視機能低下により盲学校入学、その後和歌山県立医科大学に進学、精神科医となる。
 昭和63年から27年間和歌山県立こころの医療センターにて精神科医として診療に従事。この間、精神科医長・リハビリ部長・診療部長・副院長を歴任。

 日常の診療を通じ県下の精神医療の推進に貢献するとともに、日本精神神経学会学術総会では「視力障害をもつ精神科医の現状」について発表するなど障害をもつ医療従事者の地位向上に努めている。

 視覚障害者団体等からの要請を受け「こころの健康」や「視覚障害とストレス」などの講演を通じて視覚障害者に対して精神的な支えとなる活動を続けている。

 平成24年 和歌山県精神保健福祉協会会長表彰
 平成26年 公益社団法人日本精神保健福祉連盟会長表彰
 平成27年 厚生労働大臣表彰(精神保健福祉事業功労者)受賞
 平成27年 4月より特定医療法人 旭会 和歌浦病院に勤務し、現在に至る。

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