【編集後記】     【機関誌第3号】     Top


                        戸 田 陽 (東京)

 平成26年6月の総会の席で配布する予定で編集しました。お蔭さまで正会員のほとんどから寄稿いただき、企画から実行に至るまで御世話いただいた下川ご夫妻の熊本 紀行文を筆頭に良い文が集まりました。

 正会員の原稿も、各人の個性が出ていて感銘をうけました。本多医師は近刊の文芸春秋誌にありましたが、新しい方向に進まれ、短編のエッセイを寄せられました。また、前号に引き続き俳句と、更に川柳まで加わり、多彩となりました。これに東北からは、八巻会員から震災を振り返っての一文をいただきましたが、何回読みかえしても、心に残る感銘の文章でした。

 経済的にも乏しい団体とて、無理をしませんでした。これで恒例となりましたので、2年に1回の発刊が可能になったようです。
 編集子からご無理を言いました。我田引水ですが、良い内容の本をお届けできたのを御世話くださった事務局の皆さんと一緒にとても喜んでおります。2年後の第4号の発展と立派さを祈ってキイを終えました。