【『ゆいまーる』に期待すること2020】【機関誌第6号】   Top


                  生 駒 芳 久(いこま よしひさ)(和歌山県)


 「ゆいまーる」が第56回点字毎日文化賞をいただきました。私たち会員にとっては大変嬉しいことです。守田代表はじめ会員各位の活躍が評価されたのは言うまでもありませんが、協力会員の皆様、さらに陰で支えていただいている多くの皆様のお蔭と感謝申し上げます。

 さて、今回の授賞理由の一つに、「ゆいまーるのさらなる発展を期待して」とありました。これを読んで私は賞の選考員の方々はいいところを見てくれているなあと思いました。

 それは「ゆいまーる」の役員や会員の40歳代を中心とした若い世代が頑張っているからです。これからも伸び代がある世代です。皆「視覚障害をもつ医療従事者」として、日常臨床に従事し、さらに技術の進歩についていくための知識や技量を磨いています。

 「ゆいまーる」の存在は視覚障害をもちながら医療に従事されている、あるいはこれからそれを目指す人たちの力になっていくことは言うまでもありませんが、また私たち自身の支えにもなっています。まだまだ未来があります。くれぐれも無理をしないようにやっていきましょう。
 70歳の高齢会員からのエールでした。